2022.07.26更新

特殊浴槽とリフト浴が新しくなりました。
~「赤い羽根共同募金の助成金」で~

 わらしべの特殊浴槽とリフト浴は17年間仲間たちの入浴を支えてくれました・・・整備や部品の交換など定期的にして大事に使っていた浴槽でした。その浴槽も老朽化と取り換え部品終了で、安全に入浴できるように交換を考え、「赤い羽根共同募金の助成」を申し込んだところ申請が通り、今回新しい浴槽に取り換えることとなりました。
 わらしべは、仲間たちの入浴の願いを実現するために、入浴施設が整った施設としてスタートしました。障がい者のデイサービス「すまいる」としてスタートしたものの、半年で制度が変わり、障がい者のデイサービスはなくなり、新しい「障害者自立支援法」が新たな制度としてスタートしました。制度の変更で維持費などで大変という声もありましたが、わらしべの立ち上げの時の思いを大事にしたいということで、みんなで協力して維持していくこととなりました。
 仲間たちにとっても家族の方にとっても、日常生活の中で入浴は本当に大事なことです。これだけの入浴施設は通所の施設ではなかなかないと思います。ご家族の方や、みんなの声を聞きながら17年間、コツコツと取り組んできました。
 わらしべのお風呂はスタッフが安心して入れるよう支援します。車いすの方は新しい特浴やリフト浴で入浴できます。広いお風呂もあり気分も上々になります。
どうかご希望ある方は見学してみてください。ご連絡お待ちしています。
 最後に、今回『赤い羽根共同募金の助成』で、特浴とリフト浴が新しいものにすることができました。地域の皆様や関係者の方による多くの支援があってこそと思っています。仲間たちにとって本当に大事な設備です。感謝と心よりありがとうございました。
 障がいがあってもこの街で暮らしたい。そんな思いの実現のためにこれからもご支援をお願いいたします。